思い出の先生、ウルトラマン80の魅力
ウルトラマン80は1980年4月~1981年3まで放送された、
第3期ウルトラシリーズにあたる特撮作品です。
幼いころからたくさんのウルトラシリーズみてきましたが
他のシリーズにはない様々な要素が思い出に残っています。
今回はそんな80についての魅力を熱く語っていきたいと思います。
1、ウルトラマンが先生をしていた!?
80といえば、防衛隊員としてだけでなく
矢的猛(演:長谷川初範)として中学校で先生をしていたことが有名です。
ウルトラマンが教師を志したのには訳があります。
作中では、人々の負の感情であるマイナスエネルギーが
怪獣を生み出す原因となっていました。
そこで、教育という立場から思春期の多感な時期に
子供たちを強くそして優しく育てられれば怪獣の発生を抑えられると考えたのです。
『僕は怪獣と戦うのと同じような気持ちで先生になったんです』
この言葉に矢的先生の思いが全て詰まっています
失恋した中学生が実際に生み出した怪獣 ホー ※画像はウルトラマンメビウス登場時のものです
その指導は破天荒な熱血教師と言った感じでした。
いつもは優しく、時には厳しくといった具合ですね。
地球の常識に疎い部分もあったのか、
時には空気の読めない行動やはやとちりも見られました。
しかし、心を動かされた生徒が多くいたのも事実で、
後に矢的に憧れて教師になった生徒もいる程です。
教師の設定は、ウルトラマンを等身大の存在として見せてくれました
ウルトラマン先生は完全無欠の超人ではなく
不器用ながらも生徒のために奮闘する一人の宇宙人だったのです。
学校での撮影が土日しか行えないことや、子役の学力の兼ね合いで
12話を最後に突然学校での描写がなくなってしまいます。
(後に、激化する怪獣との戦いで、防衛チームと教員の両立が不可能になった
という理由付けがなされました)
それでも、近年では決まって先生として描かれているあたり
生徒だけでなく視聴者にも強いインパクトを残しているといえます。
後にメビウスで生徒たちと27年ぶりの再会しますが、
その話だけで記事が1つかけてしまうので、今回は割愛させていただきます
2、光線とアクション
もう一つの魅力として、光線技やアクションのかっこよさがあります。
それまでの昭和シリーズと言えば
に当てはまっているものがほとんどでした。
一方で、80は
・フラフープ光線 (輪投げのような光線を投げ、手品みたいに消してしまう)
・ウルトラダブルアロー (>←こんな感じの光線が相手を追尾して切り裂く)
・ウルトラスパイラルビーム (両手を合わせて放つらせん状の光線)
・ウルトラオーラ (前身のオーラを矢のように放つ)
右:ウルトラダブルアロー、左:フラフープ光線
のように変わったものが多くありました。
光学合成の進歩も相まって、今までのウルトラマンにはなかった
技の数々が戦闘シーンを盛り上げてくれます
そして、スピーディーなアクションからも、目が離せません。
これまでの先輩方はプロレスの戦法や、力強い打撃を主体としていましたが、
80は地をかけ空を舞うアクロバティックな格闘戦を披露してくれます。
特に、必殺の威力を持つムーンサルトキックはかっこいいです。
このように、円谷プロの技術が詰まった戦闘シーンにも魅力が詰まっています。
3、かっこいいデザインの怪獣たち
これまでより凶悪になった怪獣も作品のみどころの一つです。
本編に出てくる怪獣は由緒正しいゴジラ体系が多く
さらに、今までになかった能力をもっているものも多くいます。
これらが80の負けじと激しいアクションをみせてくれるのですから
戦闘シーンは興奮しっぱなしです
個人的なおすすめは以下のとおりです
・ギマイラ
・アルゴン
・ザキラ
知名度などの関係からリバイバルに恵まれない本作ではありますが、
デザインのよさは保証するので、ぜひ視聴してみてください!!
いかがでしたか。
昭和ウルトラマンの最期を飾ったのは、
強くて優しい、遠くの星から来た男だったのです。
個人的にウルトラマン80の魅力を語っていきました。
親しみを持てる80のキャラクターと迫力のある特撮シーンが本当に素晴らしい作品です。
このほかにも書けなかった部分がたくさんあるので
いつか記事にしていけたらと思います。
今回の記事で、一人でも多くの人がウルトラマン80に興味を持ってくれるとうれしいです。
今回はこのあたりで
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